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薬師寺「花会式」きょう結願 - 感染予防徹底、終息祈る/新型肺炎|奈良新聞デジタル - 奈良新聞

 春の訪れを告げる「花会式」として親しまれる薬師寺(奈良市西ノ京町)の修二会(しゅにえ)はきょう31日、結願(けちがん)法要が営まれ、満行を迎える。行にこもる僧、練行衆(れんぎょうしゅう)は、人々に代わって本尊の薬師如来に日頃の罪を懴悔(さんげ)し、天下泰平や人々の幸せを祈る薬師悔過(けか)法要を一日6回、7日間続ける。今年は新型コロナウイルスの終息祈願を行うとともに、参拝者もマスク着用、間隔を開けて座るなど、対策を徹底している。

 25日の行の前は鎮守社の休ケ岡八幡宮に法会の無事を祈る「社参」を挙行。僧が神式で拝礼し、宮司のお祓(はら)いを受けて、神前で般若心経を読経する神仏習合の様が見て取れる。

 薬師寺の花会式は10種類の造花で飾った堂内に響く抑揚のある声明(しょうみょう)が特徴的で、例年参拝者も声を合わせて祈るが、今年は感染予防のため、寺は声を出さないよう要請。アルコール消毒も順に行い、参拝者は氏名と連絡先を記入。行中にもたびたび換気が行われる徹底ぶりだ。

 しかし連日、すごみさえ感じさせるような声を振り絞った声明に熱心な参拝者が手を合わせる。午後7時からの「初夜の行法」で行われる「咒師(しゅし)作法」は、突然堂内の明かりが消え、灯明(とうみょう)の薄暗い明かりと太鼓、ほら貝が鳴り響く中、密教的儀礼をつかさどる咒師の高次喜勝師が両手に刀をかざして、低い姿勢で堂内を巡って浄化する。

 きょう午後7時からの結願法要は堂内参拝はできない。法会の最後は、暴れまわる鬼を法力(ほうりき)で鎮める「鬼追い式」が飾る。

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March 31, 2020 at 08:46AM
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