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震災9年「いつまでたってもふるさと」命日に祈る姿 仙台 荒浜 - NHK NEWS WEB

東日本大震災の津波でおよそ200人の住民が犠牲となった仙台市若林区の荒浜地区では、朝早くから祈りをささげる遺族の姿がありました。

荒浜地区で生まれ育った大学敏彦さん(65)は、津波で自宅と実家を流されました。

当時、大学さんは仕事で自宅を離れていたため無事でしたが、妻と両親、親戚の合わせて5人を亡くしました。

大学さんは被災後、50年以上過ごした荒浜地区を離れて1人で暮らしてきましたが、月命日には欠かさず、家族との思い出がつまったこの地区に帰ってきて、祈りをささげてきました。

去年、荒浜地区の一部は、津波の脅威を後世に伝えるため、市によって震災遺構として整備されました。

壊れた住宅の基礎部分やえぐれた地面などが、被災した当時のまま残されています。

また、にぎわっていた海水浴場や、海岸で初日の出を待つ人たちなど、震災前の様子を写真で紹介するボードも新たに設けられました。

震災から9年となるきょう、大学さんはふるさとの面影をわずかに残す震災遺構の中を歩いたあと、近くにある慰霊碑の前で亡くなった家族を思い手を合わせました。

大学さんは「津波によって、荒浜の住民はばらばらになったが、生まれたふるさとは、いつまでたってもふるさとのままです。9年がたって、いま感じるのは、家族が近くにいない寂しさです」と話していました。

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March 11, 2020 at 06:14AM
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