Search

2017年北北海道代表・滝川西がハラハラしながら待つ春。夏の大会について「中止にならないで欲しいと祈るばかり」 - 高校野球ドットコム

2017年北北海道代表・滝川西がハラハラしながら待つ春。夏の大会について「中止にならないで欲しいと祈るばかり」

2020.04.01


室内で練習をする滝川西

 5月25日に開幕予定で準備が進む北海道。3月には非常事態宣言が出るなど、新型コロナウイルスの感染拡大で活動自粛の状況に追い込まれている。いち早く終息し、今まで通り練習できる日を待っている高校が多い。そのうちの1つが滝川西だ。

 滝川西と言えば、2017年の夏の甲子園に出場し、主将の堀田 將人が選手宣誓を行い、試合では常に全力疾走する姿が記憶に新しい。昨夏はベスト8に進出し、秋も全道大会にも出場して春以降も躍進が期待されていた。

 しかし現在は活動を自粛中。2月28日から休止しており、既に1か月以上も全体で練習ができていないのが現状にある。4月8日から再開の予定で心待ちにしている小野寺大樹監督は現在の心境を伺った。
 「2月26日に来た時は10日間くらい練習ができない日程でしたが、どんどん休みが伸びまして現在になっています。これ以上伸びたらどうしようとハラハラです」

 オフシーズン中は精神力や忍耐力など校訓にある文武両道の下、勉強に打ち込んでいた滝川西。春先に向けて室内練習場を使って実戦に備えていくはずだったところに今回の出来事がやってきた。「しんどいです」と小野寺監督は語ると、再開後の練習プランを話してくれた。
 「始まればやるしかないのでスタッフと練習メニューは考えています。ただ、1か月以上自宅にいる選手が多いので、意識の違いがはっきりすると思っています」

 LINEを用いて動画でトレーニングメニューや、野球への考え方を深める資料を送っているものの、長期的な休みだと高校生は意識を高く持ったまま練習を取り組むことが難しい。選手のことを信頼をしているものの、まずは体つきを見てから練習メニューを組んでいく必要性を小野寺監督は示唆する。

 例年では4月上旬からグラウンドが使えるようになるところを、スタッフ陣が協力して3月中旬にはグラウンドが使える状況まで整備した。小野寺監督が赴任して10年経ったが一番早い仕上がりだが、選手が使えない状況が続いている。春の大会は現状では開催の予定だが、「夏に繋がる大会になれば」と小野寺監督は位置付けているが、心配もある。

 「春の大会もわからないですが、夏の大会もどうなるかわからないような雰囲気になるのが心配です。3年生のためにも中止にならないで欲しいと祈るばかりです」

 開幕はまだ先だが、とにかく選手たちが安全に練習できるような環境が整うことを祈るばかりだ。

(取材=編集部)

関連記事
【大会中止・延期情報一覧】新型コロナの影響で兵庫県大会が中止。これで各県の1都12県が中止に。
滝川西(北海道)「全力疾走、全力野球!文武両道の滝川西は人間力向上を目指す!」
市立滝川西高等学校(北海道)

Let's block ads! (Why?)



"祈る" - Google ニュース
April 01, 2020 at 10:02AM
https://ift.tt/2JrdKkC

2017年北北海道代表・滝川西がハラハラしながら待つ春。夏の大会について「中止にならないで欲しいと祈るばかり」 - 高校野球ドットコム
"祈る" - Google ニュース
https://ift.tt/381xtkD
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "2017年北北海道代表・滝川西がハラハラしながら待つ春。夏の大会について「中止にならないで欲しいと祈るばかり」 - 高校野球ドットコム"

Post a Comment

Powered by Blogger.