
文 田島 大 7月26日に最終節が行われた今季のプレミアリーグでは、リバプールの30年ぶりのリーグ制覇がかすむほど奇妙な出来事が起きていた。英紙『The Times』が不思議なデータを紹介している。
チーム関連の奇妙な記録
2位に終わったマンチェスター・シティは、イングランドのトップリーグ史上“最も孤独”なチームだという。優勝したリバプールには18ポイントも差を付けられたが、3位のマンチェスター・ユナイテッドよりは15ポイントも稼いだ。上下33ポイントに他のチームがいないのは記録だという(首位と最下位は除く)。 ちなみにシティは、今季リーグ戦で引き分けが3つあったが、いずれも「2-2」のスコア。そのため一度も「0-0」か「1-1」のドローがなかった。これは1957-58シーズンのレスター以来となるトップリーグでの珍事だそうだ。 上位3チームの名前にも注目である。今季は1位「Liverpool」、2位「Manchester City」、3位「Manchester United」の順番だったが、イングランド4部までの全92チームをアルファベット順に並べると、この3チームが途中で順番通りに並ぶという。これは1927-28シーズン(Everton、Huddersfield Town、Leicester)以来のことだとか。 一方で、降格した3チームにも共通点がある。18位ボーンマス、19位ワトフォード、20位ノリッジが降格したわけだが、彼らは2015年にそろって2部から昇格した3チームなのだ。その時の順位も上からボーンマス、ワトフォード、ノリッジ。そして当時も、ボーンマスはFWカラム・ウィルソンが、ワトフォードはFWトロイ・ディーニーがチーム得点王だったという。
ゴールにまつわる様々な記録
今シーズンの最終節も多くのゴールが生まれた。最終節は計33ゴールが飛び交ったため、1試合平均は「3.3ゴール」。第37節までの1試合平均ゴール数が「2.71」だったため、それを大きく上回ったことになる。実は、最終節がそれまでの平均ゴール数を上回るのは11シーズン連続のことだという。 レスターのFWジェイミー・バーディーは、最終節こそ無得点だったが23ゴールで得点王に輝いた。33歳での得点王戴冠は、1948年のアーセナルのロニー・ルーク(当時36歳)以降で最年長だという。 最終節には、実際に記念すべきゴールも生まれた。それは「マンU」でも「マンC」でもなく「マン島」のゴールである。今季セルティックからアーセナルに加入したスコットランド代表DFキーラン・ティアニーは、グレートブリテン島とアイルランド島の間に浮かぶ人口8万人の「マン島」の出身だ。 そんな彼が最終節のワトフォード戦で記念すべき初ゴールを決めたのだが、これはマン島生まれの選手による史上初のゴールだったという。 今季のプレミアリーグはこれで幕を閉じるが、来季はどんなドラマが、いやどんな珍事が待っているのか、今から楽しみで仕方ない。
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July 28, 2020 at 09:14AM
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