ポンペオ米国務長官は中国の影響力拡大を警告した(23日、ウィスコンシン州議会)=AP
【ワシントン=永沢毅】ポンペオ米国務長官は23日、対立を深める中国との関係について「トランプ政権は中国が覇権を握ることになるとの考えを認めない」と強調し、対抗する方針を改めて強調した。「上意下達の全体主義体制が、米国民の創意や意思、力に勝ることはない」と述べた。
中西部ウィスコンシン州議会での講演で語った。ポンペオ氏は対外的な世論工作を担う中央統一戦線工作部傘下にある組織を通じ、中国共産党が米国の州政府にも自らに有利になるような働きかけを強めていると警告した。「中国の外交官が近づいてくるのは協力や友好の精神からではなく、影響力の拡大やスパイ活動のためだ」と断じた。
ウィスコンシンは大統領選の激戦州の1つで、ポンペオ氏の州議会での講演は外交官の立場を政治利用しているとの批判が民主党から出ている。
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