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トランプ米大統領の容体「48時間が鍵」 側近指摘、2日に酸素吸入か - 時事通信ニュース

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2020年10月04日07時44分

3日、米首都ワシントン近郊の軍医療センターで、専属医の会見を聞くメドウズ大統領首席補佐官(AFP時事)

3日、米首都ワシントン近郊の軍医療センターで、専属医の会見を聞くメドウズ大統領首席補佐官(AFP時事)

  • 3日、米首都ワシントン近郊の軍医療センターで記者会見する大統領専属のコンリー医師(中央)(EPA時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染し入院したトランプ米大統領(74)について、メドウズ大統領首席補佐官は3日、米メディアに病状は予断できないとして「次の48時間が非常に重要だ」との認識を示した。専属医は記者会見で体調の良さを強調したが、依然楽観できないという見方が強まっている。
 メドウズ氏は、健康状態に関するいくつかの数値が過去24時間「とても憂慮すべき」状況だったと指摘。「完全な回復への道筋はまだ見えていない」と明かした。
 また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はトランプ氏が2日にホワイトハウスで息苦しくなり、酸素吸入を受けたと伝えた。このことが入院の判断につながったとしている。
 3日に記者会見したコンリー医師は、トランプ氏が酸素吸入を受けたか再三質問された。しかし「今この時点では受けていない」などと述べ、明確には否定しなかった。
 コンリー医師は会見で、発熱や呼吸の困難はないとし、心臓、腎臓、肝機能などは「すべて正常」と説明。治療薬「レムデシビル」の投与を5日間継続する計画を明らかにする一方、退院時期は慎重に見極める考えを示した。
 トランプ氏は3日、ツイッターで医師や関係者に謝意を表明し「彼らのおかげでとても具合がいい」と投稿した。

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