2020年10月10日11時28分
【ワシントン時事】来月の米大統領選に向け、15日に予定されていた2回目の候補者討論会は中止が決まった。主催団体が9日発表した。討論会は22日が最後となる。各種世論調査で民主党のバイデン前副大統領にリードを許す共和党のトランプ大統領にとって、巻き返しの機会を逸した形で痛手となる。
大統領選では、3回の討論会開催を両陣営が合意し、15日はフロリダ州マイアミで予定されていた。しかし、トランプ氏の新型コロナウイルス感染を受けて主催団体がオンライン方式への変更を決めると、トランプ氏は「そんなのは討論ではない」と拒否。トランプ陣営は代わりに投票日5日前となる29日の討論会開催を提案したが、バイデン陣営は受け入れなかった。
主催団体は、テネシー州ナッシュビルで開く22日の討論会が「最後」になると明言した。
トランプ氏は9日夜のFOXニュースの番組で、中止決定について「私は困らない。誰がコンピューター上で討論をしたがるか」と反発。トランプ陣営も声明で「偏った主催団体はバイデン氏を守り、討論を聴く機会を有権者から奪うのをやめるべきだ」と批判した。
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