大阪ニュース
2020年11月18日
梅田スカイビルがそびえる大阪市北区の新梅田シティ内「新・里山」で17日、地元の大淀小(高橋純一校長)5年生の児童が稲刈りを体験した。約80人が都心で自然の実りに喜びの声を上げた。
梅田スカイビルのおひざ元で稲刈りを体験する児童ら=17日、大阪市北区の新梅田シティ |
同ビルに本社がある積水ハウスによる教育支援活動の一環で、2007年から取り組んでいる。今回は新型コロナ禍を受け、3班に分かれた児童が時間差で現場に到着。
それぞれスタッフから鎌の持ち方などについて指導を受けた後、間隔を保ちながら田に入り、慣れぬ手つきで刈り取っていった。
今年はやむなく田植えや草取りなどの農作業体験は中止となったが、稲を刈った女子児童(11)は「コロナの中でもソーシャルディスタンスを取りながら、とてもいい体験ができて楽しかった」と笑顔。
今年の田植えなどは管理会社や教員が実施し、児童は記録動画で作業工程を学んだ。積水ハウスESG経営推進本部の担当者、信田由加里さんは「困難の中でも工夫して継続していきたい」と思いを込めた。
同日は一部の班が稲を干す「はざ掛け」も体験。12月には脱穀体験も控えている。
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November 18, 2020 at 09:07AM
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