地球のニュースはいいことなしで、浮かない気分のそこのアナタ。火星から届いた最新画像が気分をアゲてくれるかもしれませんよ。
NASAの火星探査機キュリオシティが送ってきてくれたのは、18億ピクセルを誇る美麗な風景写真。ここの画像だけではそのすばらしさが到底伝わらないので、ぜひ下の映像とともにNASAのウェブページ上でもじっくりとご鑑賞あれ。
キュリオシティから送られてきた1,000枚以上の写真を使ったパノラマ写真
去年の暮れにキュリオシティは自分の身の回りの写真を1,000枚以上撮って地球に送りました。受け取った科学者たちが数か月かけてその1,000枚以上の画像をつぎはぎした結果、解像度がメチャクチャ高い火星のパノラマ写真ができあがりました。ついでにキュリオシティが自撮りした写真もキュート!
キュリオシティが拠点にしているゲールクレーター中央にそびえるアイオリス山(非公式なNASA名はMt. Sharp)が赤っぽい山肌を見せ、はるか遠くにはクレーターの外縁がくっきりと浮かび上がっています。解像度が高いおかげでズームインしてもどこまでもクリアな画像が展開し、まるで火星探査でもしている気分になれます。
キュリオシティがせっせと写真を撮っていた
NASAのプレスリリースによれば、11月末にNASAの中の人々がサンクスギビング休暇で出払っていた間に、キュリオシティはなんの指示も受けずに粛々と写真を撮り続けていたそう。とはいえ、もちろんカメラにはピントを合わせたり明るさを同一にするためのプログラムが事前にセットされていたんですけどね。それでもキュリオシティは合計4日間、延べ6.5時間に及ぶハードな撮影業務をひとりでこなしたそうです。
画素数は及びませんが、キュリオシティは2013年にも13億ピクセルの画像を撮っているので、ご興味あればこちらもぜひ。このころはまだキュリオシティもピッカピカだったんだなあ。
後輩もできたキュリオシティの功績は大きい
NASAのキュリオシティは2011年11月に地球を出発し、翌年8月火星に無事タッチダウン。乗用車サイズの車体にはカメラ以外にもさまざまな機材が積みこまれていて、これまで火星の気候・地表・大気の分析などを行なってきました。
キュリオシティのおかげで火星のリアルが次々と明かされ、最近では大気中の酸素量の変動、メタンガスの急激な増加や有機物の存在が知られるように。火星で移動した距離は累計20kmに及び、これまで機材のトラブルや、強烈な砂嵐にも耐えてきました。
そんな忍耐強いキュリオシティ先輩の仲間入りを果たすNASAの新型探査機の名前が「Perseverance(忍耐、不屈の精神)」に決まりましたね。こちらもなにやら頼もしそうです。
赤い星の砂嵐にも負けない探査機に思いを馳せながら、地球でも忍耐強くウイルスの嵐をしのぎましょう。
"シティ" - Google ニュース
March 12, 2020 at 07:00PM
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キュリオシティがせっせと撮った超高解像度パノラマ画像で火星を体験できちゃうよ - ギズモード・ジャパン
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