両手を重ねて握りしめ、息を吹き込む。ただそれだけ。十指で奏でるハーモニーは繊細で柔らかく、透明感にあふれている。
福岡市内の繁華街で年間300日の路上ライブを敢行している手笛奏者、なかしま拓さん(24)が、活動の幅を広げつつある。
目を閉じて両手を合わせる。祈るような姿勢で紡ぎ出すのは「ザ・ローズ」や「糸」「少年時代」など、耳慣れた旋律だ。
「ええっ、どうやって音出してると?」というつぶやきが起こり、思わず足を止める人たちも目立つ。
なかしまさんはいま、福岡・天神などでこうした路上ライブを年に300日は行う。「雨の日以外はたいていどこかにいます」
酔っ払いに殴られたり蹴られたり、マイクを壊されたり。それはもう、さまざまなことを経験しながら、音を磨き続けてきた。
福岡市出身。手笛を始めたのは15歳のころだった。指笛や口笛と同じように自分自身が楽器となるところにひかれたが、先生がいるわけではない。独学で試行錯誤の日々を重ねた。
両手のひらを重ね合わせてわず…
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March 06, 2020 at 01:00PM
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祈るように息吹き込み奏でる手笛 独学で路上からNYへ - 朝日新聞
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