デ・ブルイネは2015年夏、ボルフスブルクからマンチェスター・Cに加入。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でさらなる成長を遂げ、今季もプレミアリーグ26試合で8得点17アシストを記録するなど、絶対的に欠かせない選手となっている。契約も23年夏まで残っており、通常であれば移籍の可能性は考えられない。だが、唯一の懸念事項は欧州カップ戦出場権の行方だ。
マンチェスター・Cは今年2月、12〜16年にファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定違反があったとして、来季から2年間のUEFA主催大会出場禁止処分を下された。クラブはその後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴しており、救済措置となる評決を待つ形となっている。
これに対し、デ・ブルイネは「クラブは自分たちが正しいことを100%確信していると言っている。だから何が起きるかを見守っている。クラブを信頼しているし、声明が出たら全てを確認したい」と判断を待つ構え。その上で「2年間は長い。1年間の場合は見るかもしれない」と退団の可能性を否定しなかった。
一方、クラブへの愛着もあらためて示した。レアル・マドリーなどへの興味を聞かれたデ・ブルイネは「正直なところ、シティにすごく満足している。世界最高のチームの一つでプレーしており、最高の競争があるイングランドでプレーすることを好んでいる」と説明。「挑戦することがベストだし、その必要はある。だがこの5年間、ここを去ろうとはしなかった」と述べた。
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May 03, 2020 at 07:22AM
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