あらゆるモノがネットにつながる「IoT」システムを開発するウフル（東京・港）は、ブロックチェーン技術のLayerX（レイヤーX、東京・中央）とスマートシティ関連技術やデータ流通の仕組み作りで協業する。大企業や自治体と組んだ実証実験を目指し、長期的には賛同企業を集めたコンソーシアム設立も視野に入れる。
ウフルはスマートシティやサプライチェーン（供給網）にIoT技術を使ううえで、機器が正しくデータを集めることが不可欠とみて、関連特許の取得などを進めている。レイヤーXはブロックチェーン上でのプライバシー保護などを研究しており、技術を持ち寄って機器やクラウドの間で信頼性の高いデータをやりとりできるようにする。
レイヤーXはこのほど、行政や研究機関などとも共同研究する社内の研究組織として「レイヤーXラボ」を立ち上げた。2020年度はスマートシティのほか、デジタル通貨とパブリックブロックチェーンを研究テーマとしている。
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August 04, 2020 at 09:02AM
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IoTのウフル、レイヤーXとスマートシティで協業 - 日本経済新聞
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