11月3日実施の米大統領選に向けた最後の候補者討論会が22日(日本時間23日)、米南部テネシー州ナッシュビルで始まった。共和党のトランプ大統領(74)、民主党のバイデン前副大統領(77)による直接対決としては2度目で、新型コロナウイルスへの対応や安全保障など6つのテーマを中心に1時間半にわたり議論する。
9月29日の第1回討論会では、トランプ氏が何度もバイデン氏の発言を遮って持論を展開したのに対し、同氏が激高するなど混乱した。そのため、今回は発言者が自由に話せるように、それぞれのテーマの冒頭2分間は相手方のマイクを消音する決まりとされた。司会は米NBCニュースの女性記者が務めている。
トランプ氏の新型コロナ感染により、10月15日に予定された第2回討論会が中止されたため、今回が最終の討論会となる。
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