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トランプ氏2度目の大逆転も「世論調査」会社を直撃(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

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トランプ氏“2度目の大逆転”はあるのでしょうか。 前回「世論調査」で予測を外し、今回調査方法を改善したという現地の世論調査会社を取材しました。 ▽大統領選はクライマックスへ オバマ氏「この国を愛し、皆さんのことを思い、我々1人1人のために戦う男を選ぶのです。次のアメリカ大統領、ジョー・バイデン!」 オバマ前大統領とともに、激戦州ミシガンで集会を開いたバイデン氏。この選挙戦で2人そろって登場するのは初めてです。 バイデン候補「人種、性別、民族、生まれで国民を分断して対立させるなど間違っている。そんなのはアメリカではない。ドナルド・トランプの本質はみんな知っての通りだ。我々は違うことを示そうじゃないか」 一方、世論調査で劣勢のトランプ氏が乗り込んだのは激戦州ペンシルベニア。1日に4カ所で遊説するなど、巻き返しに必死です。 トランプ大統領「4年前と同じく勝たねばならない。こんなに集まってくれたので、勝てそうな気がしてきたぞ」 ▽「世論調査」4年前の失敗 最新の全米世論調査の平均では、バイデン氏の51.3%に対しトランプ氏は43.5%とまだ大きな差がついているものの、バイデン氏を支持する映画監督マイケル・ムーア氏は“強い危機感”を抱いています。 ムーア氏「トランプ支持者はフェイクだと疑って世論調査に答えないので正確に結果が反映されない。バイデン氏のリードは半分くらいに考えた方がいい」 4年前の大統領選挙で、世論調査で終始リードしていたヒラリー氏に逆転勝利したトランプ氏。 この背景には世論調査に本音を言わない「隠れトランプ」支持者の存在があったと言われています。 再びトランプ氏の大逆転はあるのでしょうか?前回の世論調査で「失敗」したアメリカの世論調査大手「ピュー研究所」に聞きました。 「ピュー研究所」スコット・キーター氏 Qなぜ世論調査の結果が正確に出なかったのか? 「前回、一部の州の世論調査でトランプ支持者の多くを見逃しましたが、それは調査対象に学歴を反映させなかったためです。今回この点はほとんどの調査で改善されています」 「トランプ氏の支持層は、年齢層が高い白人で大学教育を受けていない地方在住者が多いため、彼らを世論調査の対象に十分入れれば『隠れトランプ現象』にはさほど影響されないはずです」 「今年の世論調査は、かなり信頼できると思います」 ピュー研究所の世論調査では全米平均と同様にバイデン氏がリード。前回の教訓を踏まえて調査方法を修正したため、逆転劇が起こる可能性は低いといいます。 ▽“トランプ勝利”の世論調査も 一方、トランプ氏の“勝利を予測する世論調査”もあります。 トランプ大統領「前回とても正確だった『トラファルガー』で良い世論調査結果が出た。ミシガン州で2ポイント優勢だ」 「トラファルガー・グループ」は前回の大統領選でトランプ氏の勝利を予測。それができた要因は独自の調査方法にありました。 「あなたはトランプ支持か?」という質問の後に、「隣人の大半はトランプ支持か?」という質問を加えたといいます。 すると、イエスと答える人が3~9%ほど増加。「隠れトランプ」支持者の存在が把握できたのだと言います。 トラファルガーのロバート・ケヘイリー主任調査員は、黒人への差別問題などで前回以上にトランプ支持と言いづらい空気があるため「隠れトランプ」は増えていると分析。 今回もトランプ氏が勝つと予測しています。 ペンシルベニア州のトランプ支持者 Qペンシルベニア州に隠れトランプ支持者はいるか? 「もちろんです。『隠れトランプ』は拡大しています。長年、民主党員だった人がトランプを支持しているんです。大っぴらには言いません。家族や友人ともめたくないですからね」 全米世論調査の平均では、フロリダなど4つの激戦州でバイデン氏が優勢となっています。 しかし、「隠れトランプ」を考慮したトラファルガーの調査では、3つの州でトランプ氏優勢になっています。(トラファルガー・RCP) “2度目のまさか”は起きるのでしょうか?投票日は11月3日です。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2020

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