欧州中央銀行(ECB)は日本銀行の政策に一歩近づき、無制限の債券購入プログラムによって事実上のイールドカーブコントロールを開始したと、シティグループが指摘した。
ECBは新型コロナウイルス対策の債券購入で、発行体当たりの購入を発行残高の33%までに制限するルールを撤廃した。これにより域内各国の債券をほぼ自由に購入することができ、イールドカーブのコントロールが可能になると、シティは分析した。
域内で最も債務負担の大きい国の国債のイールドプレミアムが拡大するのを防ぎ、欧州債務危機のような事態を阻止することもできる。
イールドカーブコントロールは日銀が2016年に開始。日銀は現在、10年国債利回りをゼロから上下20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度に収める方針とみられている。
ECBはドイツ国債の利回りをほぼ現在の水準に維持し、周辺国債のプレミアムを縮小させるだろうと、シティは予想した。
世界の中銀、日銀のイールドコントロールに注目-量的緩和採用で
ジェイミー・サール氏らストラテジストはリポートで、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の詳細は「ECBが事実上、イールドカーブとソブリン債スプレッドのコントロールを開始したことを一段と鮮明にした」とし、ECBが買うため売り浴びせてもスプレッドは拡大しないと解説した。
イタリア債のドイツ債に対するスプレッドは今月初めに急速に拡大したが、ECBが26日、PEPPの詳細を 発表したことを受けて拡大分を解消した。
原題:
ECB’s Bond-Buying Program Is Yield Curve Control, Says Citi(抜粋)
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March 27, 2020 at 05:29PM
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ECBの債券購入プログラムはイールドカーブコントロール-シティ - ブルームバーグ
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