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往来再び 喜びと不安 県民反応 「乗客増 好転祈る」「第2波到来 怖い」 - 愛媛新聞

新型コロナ「感染縮小期」移行

往来再び 喜びと不安 県民反応 「乗客増 好転祈る」「第2波到来 怖い」

2020年6月20日(土)(愛媛新聞)

約2カ月ぶりの運行再開となった伊予鉄バスの高速バス=19日午前、松山市湊町5丁目

約2カ月ぶりの運行再開となった伊予鉄バスの高速バス=19日午前、松山市湊町5丁目

東京からの搭乗客を待つ家族ら=19日午後2時ごろ、松山空港

東京からの搭乗客を待つ家族ら=19日午後2時ごろ、松山空港

約2カ月ぶりの運行再開となった伊予鉄バスの高速バス=19日午前、松山市湊町5丁目

約2カ月ぶりの運行再開となった伊予鉄バスの高速バス=19日午前、松山市湊町5丁目

東京からの搭乗客を待つ家族ら=19日午後2時ごろ、松山空港

東京からの搭乗客を待つ家族ら=19日午後2時ごろ、松山空港

 新型コロナウイルス対策で県が独自に設けていた3段階の警戒レベルで最も低い「感染縮小期」に移行した19日。外出自粛要請が緩和されるなど、コロナ禍以前の「日常」へと歩を進めた格好だが、県民からは期待と不安の声が聞かれた。

 4月下旬から高速バスを運休していた伊予鉄バス(松山市)は19日、座席間隔を空けるなど新型コロナウイルス感染防止策を講じた上で大阪、神戸の両路線の運行を一部再開した。

 19日午前8時半、松山市駅(松山市湊町5丁目)のバス停に高速バスが到着すると、バッグを手にした男性ら数人が列を作った。3カ月ぶりに大阪に仕事を探しに行くという愛南町の男性(71)は、大都市への移動には不安があるものの「稼がんと畑を売らないけんなる。新型コロナか、経済か。どちらにしても命がけよ」と乗り込んだ。

 松山空港では久しぶりの家族との再会に「おかえり」と喜ぶ姿などが見られた。娘と孫の到着を待っていた宇和島市の60代の主婦は約2カ月ぶりの再会を楽しみにしていたといい「テレビ電話で顔を見られても、実際に会うのとは違う。心配は多いが楽しく過ごしたい」と笑顔。一方、到着客を待つタクシー運転手の男性(68)は「前日までと変化はない。これからは(乗客が増えるよう)好転を祈るだけ」と願った。

 県の自粛要請が出てからは一度も県外に出ていなかったという四国中央市富郷町寒川山の自営業の男性(38)は「香川県や高知県にも近いので足を延ばしたい」。7月からの通常営業を目指している大洲城(大洲市大洲)の城管理事務所支配人の田苗勉さん(63)は「これまで城に来る方の半分は県外からだった。たくさんの方に来てほしいが、安全安心の確保にも万全を期さなければならない」と力を込めた。

 自転車文化振興へガイドツアーやゲストハウスの設置に取り組むNPO法人「シクロツーリズムしまなみ」(今治市)の山本優子代表理事(46)は、県外の観光客が戻るにはまだ時間が必要とした上で「瀬戸内しまなみ海道は世界に発信できる宝。安心安全のサイクリングを提供できるよう、今まで以上に取り組んでいきたい」と話した。

 松山市の女子大学生(18)は、県をまたぐ移動の自粛が緩和されたことで「人の行き来が増えて、第2波が来るのは怖い」と不安を口にした。鬼北町永野市の無職の女性(72)は「名古屋市に住む孫に会いに行くことができず、さみしい部分もあった。ただ縮小期になったからといって県外に出かけていくことには抵抗があるし、来県者が増えていくことにも不安がある」と複雑な様子だった。

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